イラスト=つかる(高36期)

みなさん、こんにちは。
関東でも連日の猛暑が続いておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
今年はコロナの影響で止まっていた全国のお祭り・花火大会など各種イベントが復活し、至るところで『4年ぶりの・・・』という言葉を聞きますね。

関東誠鏡会の最大のイベントである『総会・懇親会』は、コロナ流行が始まった2020年は延期となりましたが、翌2021年にはWEB配信による『オンライン総会』、そして昨年は人数制限を設けながらもリアルな総会を開催しました。
関東地区にある、北九州の高校同窓会の中では唯一の『3年ぶりのリアル総会』だったようです。
また、この投稿が掲載されるのは、今年の関東誠鏡会の総会・懇親会の開催日の直前になる予定です。
皆さんが読まれるのは総会の後かも知れませんが、きっと素晴らしい総会・懇親会になると、今から確信しております。

この総会は皆さんご存知のとおり、実質的には当番期の皆さんによって準備・開催されます。
卒業して30年目に本部(八幡)で当番期となり、翌年がここ関東、そしてその翌年が関西、最後が福岡と、4年をかけて同級生が当番を務めてくれます。
今年の関東当番期は45期の皆さん・・・やはりコロナの影響で同期で集まることが難しく、準備のスタートが遅れていたようですが、一気に巻き返してくれています。
心から敬意を表したいと思います。

そういう筆者も11年前・・・2012年に当番期を務めました。その2年位前から妙に同窓生からの連絡が届くようになり、久しぶりに集まってみたら、いよいよ自分たちが当番期だと聞かされました。
『そんな決まり事あったの?』というのが最初の言葉。『時限爆弾だ!』という同窓生もおりました(笑)。
でも、冷静に考えてみたら、大きな宴会の幹事のようなもの・・・それだったらすでに40代後半になっている自分たちにとってみれば仕事で何度も経験してるし、場所さえ押さえれば、2か月もあれば余裕でできちゃうよなって軽く考えておりました。

ところが、これって仕事じゃないんですよね。もちろん一円にもなりませんし、失敗しようが誰からも文句を言われる筋合いのものではない・・・一度きりだから反省すらしなくても大丈夫。
じゃなんでやるのか?こう思ったときに、『あ、これ同級生がもう一度仲良くなって、これから一生付き合えるようになるためにやるんだ』と思い至りました。
そうやって考えると、卒業後30年というのも絶妙なタイミングです。
仕事なら15分で決めちゃうようなことを、あーでもない、こーでもないと一日かけて議論する、それでも決まらない・・・こんな非生産的なことが嬉しくて、楽しく真剣に準備を重ねました。

本番当日は大勢の同窓生に参加いただき、楽しんでいただいたことに大感激でしたが、むしろ当番期を終えた後、これが楽しい!・・・というか、嬉しい!
もう11年も経ちますが、いまだにさまざまな理由をつけては同期が集まり、飲んだり遊んだりを続けています。
そうした楽しい経験を共有した私たち高校34期も今年、大半が還暦を迎えます。
いよいよ仕事を卒業していく、あるいは一線を退くことになるメンバーが多いですが、この当番期の経験によって仕事以外の仲間が大勢できたおかげで定年後が怖くなくなりました(笑)。

みんなで肩を組んで校歌を歌う、楽しい総会・懇親会を楽しみにしています。
45期の皆さん、(これからもずっと)仲良く楽しんでください!

ではまた!