イラスト=つかる(高36期)

早いものでもうすぐ新しい一年が始まろうとしています。皆さんにとって、2021年はどんな一年でしたか?2020年の春から流行が続いた新型コロナウイルスの影響で、2021年はマスクをしない日が一日もなかったという人が多いのではないでしょうか?
筆者も仕事で数多くの方とお会いしていますが、取引先はもちろん、この1年で入ってきた若手社員を含めて一度もマスクを外した素顔を見たことがない知り合いが増えてきました(笑)

そして今年は昨年にも増して、国・自治体、そして会社からも『不要不急の外出や、会合を控えるように』という言葉を何度も聞かされましたよね。こうなると同窓会活動って、不要不急の最たるものと言わざるを得ません。もちろん決して不要だとは思っていませんが、少なくともリスクを冒してまで集まれるものではありませんでした。

そんな中、関東誠鏡会では当番期の皆さんが素晴らしいオンラインでの総会・懇親会を企画・実行してくれました。
楽しい企画満載で、感謝の気持ちでいっぱいです。
でも最後の校歌斉唱の場面、自宅で一人画面に向かって校歌を歌っているときに、みんなで肩を組んで大声で歌う校歌との違いを強く感じたのも事実。やっぱり人生の楽しさの重要な部分をたくさんの不要不急なものが支えてくれているんだなぁと改めて実感した次第です。

また故郷を離れて関東に住んでいる皆さんの中には、ご両親が故郷にいらっしゃっる方も多いのではないでしょうか?
家族や親戚、そして懐かしい友達に会う帰省までもが不要不急とされてしまうことにもやるせない気持ちになりました。
会いたい人ほど会うことを躊躇ってしまう・・・やはり一日も早くコロナを終息させたいですね。
マスク・うがい・手洗いを欠かさず、みんなで頑張っていきましょう。

2022年、少しでも多くの『不要不急』が戻ってくることを願っております。
まだまだ油断できない日々が続くとは思いますが、皆さん安全第一で、健やかな新年をお迎えください。

良いお年を!

関東誠鏡会 副会長 三橋正司