お正月に実家に帰ったとき、八幡高校まで散歩に行きました。
卒業後初めてで約40年ぶりです。

地獄坂入り口の様子が変わっていましたが、坂の上から八幡高校生が降りてくるのが見えたので、あっここだ!と。
私は大蔵校舎から清田校舎に移った第一期生。今は舗装してあるこの坂道は泥だらけで、雨が降ったら長靴は必須。靴を見たら八幡高校生だとすぐにわかると言われていました。

校舎まで上ると息切れがします。こんなに急な坂道だったんですね。
太く大きくなった周りの木々に40年の歳月を感じます。
そして、当時何もなかった校舎の裏側には住宅が広がっています。
うろうろしていたら町内の世話役の方から話しかけられました。
卒業生だと言うと、「八幡高校の学生は良く勉強するね、朝早くから登校していますよ」とのこと。
ちょうど通りがかった女子学生に「あなた方の先輩ですよ」と紹介されてしまいました。制服姿の学生に当時の友達を重ね合わせました。

関東誠鏡会 事務局次長 高26期 山本寿美子


※このコラムは、メールマガジン「関八ニュース・42号」(2015年2月20日配信)に掲載したものです。