桜吹雪に誘われて名所旧跡探訪、「洗足池」を高37期末松さんと歩く

おすすめ：その1
桜の名所「洗足池」の旧跡を訪ねてみよう！

桜の名所として「洗足池」をご存じの方も多いのではないでしょうか。でも、「洗足池」があるのは「千束」という地名だと知っていましたか？「千束」の地名の由来は諸説ありますが、1,000束の稲の税が免除されていたからだとも言われています。中世以来、永らく「千束」とされていましたが、身延山久遠寺から常陸（現在の茨城県の北東部）へ向かう日蓮聖人が、「千束郷の大池」のほとりで休息し足を洗ったという言い伝えから、その池を「洗足池」と改めたのだそうです。その「洗足池」の畔には平安時代から明治にかけて様々な歴史上の人物が足跡を残しています。さっそく訪ねてみましょう。

洗足池の西のほとりに鎮座するのが「千束八幡神社（せんぞくはちまんじんじゃ）」です。11世紀の「後三年の役」で、奥州討伐へ向かう源義家が戦勝を祈願したことが伝えられています。　また、1180年、安房国から鎌倉へ向かう途中の源頼朝がこの地に宿営し、池に映る月のような姿の名馬「池月」を捕らえたとの伝承が残っています。そして池の南東には日蓮宗寺院の「妙福寺」があり、日蓮上人が袈裟を懸けたという松「千束の池袈裟懸松」が今も青々と枝を伸ばしています。他には、勝海舟が西郷隆盛の菩提を弔うために建立した「西郷隆盛の留魂祠」や、勝海舟自身のお墓など、名所旧跡が池の畔に点在しています。池の周囲1.2Km、桜並木を楽しみながら名所旧跡を訪ねて1000年の歴史に思いを馳せてみませんか。

おすすめ：その2
日本一のピッツァ職人がおもてなし「PIZZERIA DA GRANZA」

「ナポリピッツァ職人コンテスト2012」で優勝し、麻布十番の巨匠として名を馳せたピッツァ職人が「ピッツェリア ダ グランツァ（PIZZERIA DA GRANZA）」を洗足池にオープン。イチ推しメニュー「マルゲリータ」はピッツァコンテストで1位を獲得した逸品。　熟練の窯職人が手掛けた特注の窯で焼き上げられたピッツァは軽やかながらモチモチの食感です。　長時間熟成させた生地は小麦の風味豊かで、甘みのあるトマトソースと新鮮なモッツァレラが絶妙に溶け合います。またパスタも絶品で、我々が注文したオイルソースベースの豚肉と春キャベツのパスタは季節の香りが口の中に広がり、ピリ辛サラミトマトソースは白ワインによく合いました。トッピングの種類もチーズ、クリーム、温泉卵、キノコ類などとても豊富で、ピッツァやパスタにトッピングして楽しめます。お好みの一品に仕上げてみてはいかがでしょうか？

おすすめ：その3
波乱万丈の英傑の人生をたどる「勝海舟記念館」

坂本龍馬の師匠として知られる勝海舟といえば、「江戸無血開城」の功績が思い浮かべられます。無血開城直前、新政府軍の本陣がおかれた池上本願寺へ西郷隆盛との談判に向かう途中に立ち寄った洗足池の風景を気に入った海舟は、明治維新ののちに別荘「洗足軒」を湖畔に構えました。現在の「勝海舟記念館」は、1928年に海舟関連の図書を集める目的で建てられた「晴明文庫」を改修したものです。記念館に展示されている海舟が着用した裃や印章のコレクション、また咸臨丸の航路図や羅針盤、そして多くの写真・資料などから海舟の波乱万丈の人生をたどることができます。見学後に絆創膏とお茶「勝茶」をお土産としていかがでしょう。絆創膏は「無血絆創膏」、「勝茶」は茶どころの発展に果たした功績にちなんでいるそうです。

末松さんのお勧めのお土産は、勝海舟に因んでBoulangerie Towaie(ブーランジェリートワイエ)の「勝バーガー」。　勝海舟の好物が「うなぎの蒲焼」だったことから、蒲焼のたれとマヨネーズでロースカツを「てりやきバーガー」風に仕上げています。もちっとしたフワフワの白いバンズに縁起の良い「勝」の焼き印がインパクト満点です。

おすすめ：その4
ゆったり空間でこだわりのハンドドリップコーヒーを「AOI COFFEE」

週末のゆったりとしたひとときを楽しみたくなったら「AOI COFFEE」へどうぞ！道路脇の階段を上りドアを開けると洗練された「AOI COFFEE」のロゴマークが真っ先に目に留まります。清潔感溢れるお洒落な室内には、挽きたてのコーヒー豆の香りが広がり、美味しいコーヒーへの期待感がヒートアップ！ハンドドリップにこだわり丁寧に淹れたオリジナルコーヒーは、軽ろやかで酸味がきいた切れ味。また、インスタ映えするラテアートも見た目に華やかです。AOIの3文字をモチーフにした「さんかく」「まる」「しかく」がマグカップにもデザインされているのがとても印象的です♪♪