イラスト=つかる(高36期)

あっという間に2023年になりました。
皆さんは新年をどのように迎えられましたでしょうか?

新年といえば・・・私は小学3年生から大学に入るまでの10年以上、『皿倉山に登って初日の出を迎える』ことを習慣にしていました。

年が明けた深夜12時過ぎに、地元の天疫神社にて初詣。
その後、4時30分に小学校・中学校の友達数人と集まって荒生田公園をスタート。
みんなでのんびり喋りながら歩いて、大蔵、中央町、そして大谷球場、大谷体育館を抜けていきます。高速道路の脇から細くて急な階段を一気に上っていくと、皿倉山の登山道に合流となります。

そこからは頂上までは一度の休憩もなくずんずん登っていきました。
頂上についたら、汗びっしょりのシャツを着替えて、初日の出を待ちました。
不思議なものでこのシャツを着替える瞬間に、『あ、今年も1年が始まる』という気分になりました。
北九州の初日の出は7時20分頃・・・
あちこちで万歳三唱の声も聞こえてきますが、私はいつも静かに両手を合わせておりました。
初日の出を見たら、国見岩ルートで下山・・・なぜかそのままボーリング場に行っていました。

そんな話も今や昔・・・最後に初日の出を見に登ったのが、1983年ですから、もう40年も経ってしまいました。
最近、高校34期の同期の間でも、山登りを趣味とする人が増えてきました。
私は平地専門(笑)ということにしていますが、この稿を書きながら今年は久しぶりに皿倉山に登ってみようかと思った次第です。

2023年が皆さんにとって、明るく楽しい一年になりますように・・・では、また!

関東誠鏡会 副会長 三橋正司