小倉高校「関東明瞭同窓会」に出席して

理事 高29期 石橋昌祐

6月16日(日)、小倉高校の「関東明陵同窓会」がホテルグランドアーク半蔵門にて開催され、関東誠鏡会から私が出席しました。
まずは、講演会があり、講師は日本銀行前総裁の白川方明(高校20期)さんで、演題は「日本銀行で39年働いて感じたこと」です。
興味津々の話、しっかりとメモを取りました。
冒頭、小倉高校の思い出、大学での学び、就職の経緯、総裁になった経緯を、特に高校時代の思い出では「入学早々の野球の応援の練習、実際に甲子園に応援に行ったこと」を楽しそうに笑顔で話されました。
「日銀総裁時代のストレスはなかったのか」の問いの中では、自分を支えたものとして3点を挙げられました。
①信ずることをやるという仕事への使命感
②小倉で育った九州男児
③他の人からの励まし
九州小倉で生まれ育った、地域が醸成した人格が自分の人生に支えになっていると理解しました。
さて、講演後半では、白川さんは最近出版された「中央銀号 セントラルパンカーの経験した39年」から、日本銀行では職歴の中で感じられたことを話されました。
日本銀行の使命では通貨の安定(物価の安定・金融システムの安定)・倒産リスクのない安全な通貨の供給、金利政策、グローバル化が進む現在の国際的協力関係の必要性等の専門的な話が続きましたが、分かりやすく、途中、笑い話を交え、あっという間の1時間した。

講演会が終了後、関東明陵同窓会総会、懇親会に移りました。参加者は来賓を含めて333名、白川さんの講演会の効果か、昨年対比で参加者が増えた、とのことです。
丸山毅校長から「この4月から1クラス減り7クラス体制になった」と話がありました。どこの学校も少子化は避けて通れない問題となっています。
プログラムは「新入生紹介」「アトラクション」「校歌・応援歌」と続きましたが、「新入生紹介」では、この4月に進学した15名の大学生から一人ひとりの挨拶があり、いい企画です。
最後は、中学校歌、高校校歌に加え、応援歌「逍遥歌」を斉唱しました。逍遥歌は歌詞、メロディー共に親しみやすい、いい応援歌でした。




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