9月15日(日)午前11:30。
快晴の小倉競馬場メインスタンド前のスターターのピストルがゴォ~ンと鳴った。
各馬一斉にスタート、ではなく色とりどりの各馬、いや各チームの第一走者がスタートした。第2回JRA小倉競馬場リレーマラソンのスタートである。

30期陸上部、第1回の去年は台風の中、田んぼと化した重馬場をびちょびちょになりながら死ぬ思いで走ったことに懲りず、第2回JRA小倉競馬場リレーマラソンに参加しました。
その様子をレポートします。


『30期陸上部、そんなんあるん?』
そう3年前の福岡誠鏡会、当番幹事が無事終了。その打ち上げも終わり、北九州在住の呟いた一言から始まりました。

『今年の下関海響マラソンでてみらん?』
北九州を始め、関西、関東からも4名が参加したことから、30期陸上部が発足。

それをきっかけに健康のために、あるいはレース後(前の晩もありますが)のみんなでの楽しい一杯のために参加するメンバーが増え、関西、関東からも参加した宗像グローバルアリーナリレーマラソンや、各地でのロードレースや駅伝に、家族や31期も巻き込みながら年に数回、楽しんでいます。

リレーマラソンは、4名~10名のメンバーが分担してマラソンの距離42.195kmを走るというもの。
周回コースで行われることが多いので、人数で分けて走っても、1周ずつ分けて数回走っても構いません。
JRA小倉競馬場リレーマラソンの場合は、1周目は、芝コース1.687km、2周目以降26周は、1.558kmダートコースを走るというもの。
今年のメンバーは、北九州から部長の上野くん、臨光くん、真方くん、柴田くん、津田くん、岩見さんの6名、関西から副部長の河合さん、関東から有村くん、山下の2名の総勢9名が参加。
走力に合わせて、2周、3周、4周と分担して走りました。

第1走者は、唯一芝コースを走ることができるので、皆でくじ引き。
見事引き当てた、関東の有村くんに決定。
参加チームは、301チーム。高校生や大学生のチームや、海上保安学校チームといかにも早かろうというチームから、参加して楽しむことに意義がある我々のようなチームまで様々。
聞き覚えのあるファンファーレのあと、その第1走者がスタート。
あっという間に差がつくこと、スピードの差はいかんともし難く第2走者にタスキ渡し、その頃には、先頭チームは早くも第2走者が第3コーナーを回っているという状況。

ここで馬場の紹介。ダートコースは、砂地になっており、まるで砂浜を走っているかのようなコース。
これがきつく脚に負担がかなり来て各自の目標タイムには到底届かない。


楽しむことに意義を見出している我々も、実は目標タイムがあり、3時間30分切りだったのですが、一通り走って、いやこりゃきつい。
日頃のトレーニングが充分ではないTくんは、途中で歩いてしまう始末。
台風18号の影響で非常に蒸し暑く、皆汗が止まらなかった。玉のような汗がぼとぼと落ちた。

しかしながら、こんな時にありがたいのが応援団。
忙しい中、男性陣や女性陣が応援に駆けつけてきてくれました。
記録を取ってくれた岡部さん、井上さん、永田さん、走る姿でわかるのよと仲間が走っているのを見つけるのが上手い田中さん、早くもビール飲んでる岸野くん、冨田くん、花田くんなど楽しい仲間の応援で楽しく走ることができました。
また高校教師の真方くんは、なんと教え子の大学生3名が応援に来てくださり、羨ましい限りでした。
さて我々の周回が、そろそろ20周を迎える頃、早くも先頭のチームがデットヒート。
僅差でゴ~ル。トップはやはり学生チームのよう。

さて我々は、遅れること1時間強、4時間5分3秒で無事ゴール、男女混合チーム部門100チーム中61位でゴールしました。
ゴールは9名で仲良く手をつないで笑顔でゴールしました。
私はこれが好きで今までのきつさから解放されると共に皆で一緒にゴールできた喜びが味わえます。




終了後は皆で一杯。リレーマラソンを振り返るとともに次回はどうする?

来年は、5月に開催される宗像リレーマラソンにしよう、その前に第1回北九州マラソン出れるといいねという話題で盛り上がり、楽しい仲間とのお開きとなったのでした。
お1人でランニングされている方、30期陸上部に是非お声掛け下さい。一緒に楽しみましょう。

PS 北九州マラソンには、競争率通り(1.9倍)申し込んだ人数の半数の方が当選でしたが、その内訳は、地元当選者無し、関東2名、関西1名。
この3名が30期の応援を背負い走ります。

『旧電車通り懐かしの 昭和町~七条~三条~中央町を関東から福元、仲宗根が駆け抜けます。』応援よろしくお願いします。