8月27日の夕暮れ、北九州の高校同窓会の役員を中心に交流を深めようと結成された「謝志会」(「しゃあしいかい」と読みます)の第5回納涼船企画に参加しようと、各校の同窓生が竹芝桟橋のターミナルに参集しました。
その数、およそ120名。

参加校は、育徳館(旧豊津)、築上中部、京都、門司、小倉、小倉西、西南女子学院、東筑紫学園、戸畑、戸畑中央、八幡、八幡中央、東筑、若松の14校に上り、ゲストとして北九州市首都圏本部からも京都高校出身の本部長をはじめ4名と山本大蔵氏(どんな方でしたっけ?)が参加してくれました。

わいわい、がやがやと謝志会の小旗に導かれながら空港にあるようなボーディングブリッジを通ってヴァンティアン号に乗船です。
メキシカンな(?)トリオの演奏に迎えられて、ボールルーム様の会場へ入場し、高校単位で割り振られたテーブルへ。
船が桟橋を離れる動きを体で感じながら、小田耕司会長(若松)の挨拶から会は始まりました。次に育徳館・影田会長が「新任同窓会長」としてご挨拶。豊津高校が昔の校名に変更して3年、帰宅してからHPを見たら、創立は実に1758年!だそうです!

次はこれから総会を開催する同窓会の会長さんや実行委員のご挨拶コーナー、八高が先陣を切って総会のご案内をします。
我らが藤城会長は、高33期の実行委員を引き連れてステージに上がると、石松実行委員長に紹介を任せます。
泉ガーデンで北九州を再現する今年の総会にどうぞみなさんお出でください、と結んだ33期に温かい拍手が送られました。
他校の挨拶の後は、北九州市首都圏本部の丸山本部長による乾杯で懇談の幕開きです。
おいしい食事とお酒をいただきながら、高校の垣根を越えた交流がそこかしこで明るい笑い声とともに行われて、会場は温かい雰囲気に包まれていました。
途中、若松高校の有志による演芸ショー(都々逸?歌っている方の幸せそうな表情が印象的でした)に会場が沸きます。

会場を離れて船上に上がると、ひと月遅れで行われた隅田川の花火大会で打ち上げれらた花火が遠目に花開き、湾岸の建物のシルエットを浮き上がらせていました。
懇親会の賑わいは尽きることなく続いていましたが、楽しい宴にも閉幕の時が訪れました。最後の締めは「謝志会会歌斉唱」です。
戸畑高校の木村進さんが作詞作曲した会の歌を皆で歌って、参加者は一つになりました。そのままステージに集まって記念写真をパチリ!

楽しい船上のひと時を過ごしたメンバーは、また地上に戻り、忘年会での再会を約束して散会したのでした。
誰もが乗船するときよりも強い絆を感じながら。

船上特派員 高29期 松本