アラカンからアラセブンあたりでしょうか?シナロケ世代の我々には、人生の中に何かを残してくれたと言える、特別な存在のロックバンド”シーナ&ロケッツ”。同窓生の皆様にとっても、文化祭や予餞会の思い出もたくさんではないでしょうか。2015年2月にシーナが61歳で、今年の1月には鮎川さんが74歳で鬼籍に入られました。
映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠~ロックと家族の絆~』全国公開
このたび、ドキュメンタリー映画「シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~」が全国公開される事が決定されました。8月11日に福岡で先行上映され、8月25日から全国で公開となります。
揺るぎないロック哲学とロック教養を持った鮎川さんは、最高のロックギタリストであると同時に、妻と3人の娘たちと過ごす時間を何より大切にする優しい家庭人でした。「生活とロックはイコールという世界に、シーナが引き込んでくれた」と、2015年にシーナが亡くなった後もシーナ&ロケッツは終わりはなかった。
シーナの死去。鮎川さんはバンドの動きを止めなかった。やがて、次女の純子さんがマネージャーに、シーナの意志を引き継いでルーシーこと末娘の知慧子さんがヴォーカルで正式加入すると、さらに活性化。2022年に結成45周年を迎え、まだまだ走り続けると誰もが思っていたのだが‥‥。
本作は、2023年3月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭において上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、所縁の人物へのインタビューやプライベート映像、貴重な音源などを加え再編集した内容となっています。さらにナレーションはバンドのファンでもあった俳優の松重豊さんが務めるそうです。
家族は鮎川さんに寄り添いサポートした。ロックを愛し、ロックに愛された男・鮎川誠さんの音楽との出会い、バンド結成秘話、妻でありバンドのボーカルのシーナさんへの愛。そして、「ロックは生活の中にあるもの」と公言した鮎川さんとシーナさんの言葉通り、日常的にロックが存在していた鮎川家の日々を映し出す。
監督を務めた寺井到さんは、鮎川さんについて、「優しいことが格好よく見える人は他にはいない」とコメントしています。多くの人にこの作品の面白さが伝わればいいな、と思っていますので、未見の人はもちろん、スクリーンで観たいという方、ぜひチェックしてみてください。
・映画公式サイト
https://youtu.be/CUaKxz3SYMo
・LIVE FOR TODAY!ティザー映像
https://youtu.be/LOsF91I2DHQ
・LIVE 1990
https://youtu.be/ReuTPsKjcuY
・シーナ&ロケッツ ユーメイドリーム1979
https://youtu.be/0fvNalMIVLk