2017年8月10日、11日で行われた「第19回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会」において、八幡高校は最優秀賞を受賞しました!

この大会は、中国・四国・九州地区の理数科設置校の代表が、日ごろ授業や部活動で取り組んでいる研究の成果を発揮する場で、今回は、ステージ発表16チーム・ポスター発表57チームの全73チームのエントリーがありました。
八幡高校は生物分野のポスター発表にエントリー。この分野では15チームがそれぞれの研究成果を発表しました。
※ポスター発表とは「研究の目的、実験方法、結果等をまとめたポスターを用い、審査員に対し、各チーム10分で発表する」ものです。審査員との質疑応答も審査対象です。

八幡高校3年の定野友美さん、時川舞さん、山田佳奈さんが発表したのは「金魚のえさの識別方法の解明」。
金魚がえさをどのように識別しているかを『えさの模型を用いた実験を通して』解明し、最優秀賞を受賞しました!
「金魚は視覚に頼ってえさを認識している」ということが分かったそうです。
しかしながら、嗅覚や聴覚が関係しているかどうかまでは解明できず、金魚の学習能力についての実験と合わせて今後も継続して研究を続けるとのことでした。

ssh_20170810-11
最後に研究発表をした山田佳奈さんのコメントをご紹介します。
今後どんな新しい発見があるのか、とても楽しみです。

「第19回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会」への参加は、とても良い経験となりました。課題研究は2年から始めました。自分たちで実験を考え、実行し、考察して、新たな疑問点を解決していくのはとても時間がかかり、上手くいかないこともありましたが、研究を進めていく中で、多くの気づかなかった事を知ることができました。また、金魚やアカムシ、メダカなど生き物の飼育を通して、命の大切さに気づきました。大会では自分たちの研究を多くの人に伝えることができました。また、他の高校生の研究もたくさん聞くことができ、多くの事を学びました。この大会を通して、自分たちの科学に対する関心がより深まっただけでなく、今の研究を継続して、さらにいろいろなことを解決していきたいと思いました。

3年 山田佳奈 (尾倉中学校出身)



掲載されたブログに関する皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。
こちらよりお寄せください。