辛いことですが訃報を報告します。
3月13日、関東誠鏡会副会長の松本勝義さんがご逝去されました。
54歳(29期)の若さでした。

3月4日に奥様を亡くされ、松本睦男さん(弟・32期)は義姉の葬儀を終え、直方の自宅へ戻ったところに松本副会長の長男から父親が急死したとの電話が入ったそうです。一瞬、冗談かと思ったと話して居られました。
弟さんの話では相模原の自宅で心臓発作に見舞われ、自分で救急車を手配したそうです。苦しかったことでしょう、救急車を待って、玄関で倒れていたそうです。不運なことに自宅にはご子息三人とも不在で、お一人でした。
大動脈破裂との診断だった由。勤務先の音楽著作権協会は、弟さんにここ数年の健康診断カルテを開示したそうです。血圧が若干高めだったようですが、特に医者に通うことも無い健康状態でした。

春風が舞う東小金井斎場での通夜(3月18日)、告別式(3月19日)は辛く悲しいものでした。
何と言ってもご子息三人が残され、痛々しい限りでした。

ご子息達の悲しみを思うと関東誠鏡会が失ったことを申し難いですがやはり大切な人を亡くしました。
ここ数年の同窓会当番期を陰で支えてくれたのは松本副会長でした。
関東ばかりか同窓会の全てを視野に入れた活動には人間の器の大きさを感じさせ、これからの活躍を楽しみにしていたのは関東誠鏡会会員全員だったと思います。

6年前、第27回関東誠鏡会総会の当番期で、実行委員長として活動されていたとき、乾杯の発声をお願いしている松永怜一先輩から出席の返事が一カ月前になっても無いと判明。急遽、松本さんと二人で横浜の松永先輩の自宅へ案内状を持参したことを思い出しました。
そのとき、帰宅して子供たちの相手をするのだと笑って話していたことが目に浮かびます。

さぞかし無念だったことでしょう。どうか安らかにお眠りください。
松本さんの笑顔は私たちの心にしっかりと残って居ます。

2013年4月3日 
  関東誠鏡会顧問
高12期・藤城昌三


注:藤城顧問は、高29期の当番期だった時、関東誠鏡会会長をされていました。