2012年9月8日(土)第32回関東誠鏡会総会・懇親会を無事に終えることができました。
同窓生337名、各地区誠鏡会ご来賓11名、謝志会ご来賓11名、当番期34期58名の総勢417名が一堂に集う盛会となりました。
多くの同窓生にご参加いただき誠に有難うございました。


9月8日の早朝、八幡在住の同期からメールが入りました。
「こちら北九州の降水確率は70%、みんなの力で雨雲を吹き飛ばそう!祈ってくれ!」
遠く北九州からも総会を応援してくれる仲間がいる。30年ぶりに鼓動を共にする同期の仲間とのつながりは本当に心強く、その気持ちに応えるべく、全国各地からから結集した34期全員の祈りが届き雨雲を払いのけ、八高の体育大会と結ぶライブ中継は、まさに “今”の八高をお届けする事ができました。
『八高をホテルオークラに持ってこよう!』という試みは、七条電停やオープニング映像などさまざまな姿で実現されました。
その実現は、様々な同期、後輩たちの情熱と協力により実を結んだものです。


私たちが掲げた今年の総会テーマは「結ぶ」です。
すべての同窓生の絆を結び、そのつながりが幸せ(吉)となるように!との願いを込めてこのテーマを定めました。


総会を通じて同窓生との出合い、再会、そして、つながり。
それは、時空を超えて、さまざまなメッセージとして私たちの記憶に残してくれました。


八幡高校の井星校長先生からのビデオレター、また、現役の八幡高校生、現生徒会長の大原章太郎さん、副会長の梶原健聖さんの溌剌とした姿、メッセージに、八幡高校の素晴らしさを改めて知るとともに、私たちが八幡高校卒業生である事の誇りを感じる事ができました。


また、62年ぶりの再会となった、高3期松永先輩、高4期森下先輩のお話は、まるで高校時代に戻ったようなお二人のやりとりで、松永先輩の「なぁ~森下」と何気ないふりに、「はいっ!」とお答えする森下先輩、何年たっても変わらぬ先輩後輩のお姿を垣間見ることができ、会場に和やかな雰囲気をもたらしていただきました。
また、八幡高校が甲子園に出場した、雨の準々決勝韮山高校戦での「甲子園で初めての相手チームを称える握手」のエピソードなど、素晴らしいお話を伺う事ができたのと共に、八幡高校が再び甲子園に出場する事を夢見て、62年ぶりとなるお二人の再開に『結ぶ』の意味を強く実感致しました。


懇親会の角打ちコーナーでは、34期の女将が振舞う、八幡大蔵から取り寄せた溝上酒造の「天心」、また、八高時代の制服姿にタイムトリップできる「八高タイムマシン」もご好評をいただきありがとうございました。
オークラで体験する八幡高校、ご参加いただいた皆さんにあの頃の事を思い出して頂けた事と思います。


どうすれば、参加していただいた皆さんに楽しんでいただける会になるのだろう?
その答えが見つからないままに、「まずは、自分たちが楽しもう!」というモットーで、企画や演出を、日々楽しみながら進めて参りました。
これらの活動を通じて、さまざまな分野で活躍する同期の素晴らしさを実感すると共に、企画の実現に向けては先輩や後輩たちからも多くの応援を頂きました、本当に感謝します。


当番期として、同期の仲間と本当に楽しみながら、この一年間準備を進めてまいりました。
また、当番期の活動を通じて30年ぶりに再会した仲間たちとの様々な新しいつながりが結ばれた一年でした。
仲間と一つになってやり遂げた総会は、私たちにとって一生忘れられないものとなりました。
この当番期というすばらしい機会を与えられたことに感謝すると共に、この素晴らしいつながりは、私たちのこれからの人生にとってかけがえの無いものとなる事でしょう。
そういう意味では『結ぶ』という喜びを一番実感できたのは我々当番期だったのかもしれません。
この充実感と喜びを次の35期の後輩たちに引き継いでいきたいと思います。

本当にありがとうございました!!

高34期 一木誠