住んでいるから知っている、ホントにいい場所、いいお店。千葉県の内房エリアにある木更津は、東京湾アクアラインが通っていて東京からのアクセスが抜群! 海に面している街なので海風が吹いて過ごしやすく、しかも東京湾を望む絶景ポイントが満載。 自然にも囲まれ、釣りや潮干狩り、イチゴやブルーベリー狩りなども楽しめます。 「木更津」の絶景、美味しいお店を、同窓生に案内していただきました。

【案内人】高45期 松田徹さん

京都の大学を卒業後、現職の理学療法士の資格取得のために新潟県上越の専門学校に通い、2000年に千葉県鴨川の病院に就職しました。長男が誕生したのをきっかけに、鴨川まで自動車通勤でき、週末は東京・横浜まで気軽に出かけられ、自宅から富士山を眺められる土地に住みたい! ということで、2006年に木更津に引っ越してきました。房総半島を横断する職場までの約50キロの道のりは、猪、猿、鹿、キョンといった野生動物の宝庫で、遅い帰宅時間帯はナイトサファリ状態になります。そんな自然豊かで都会も感じられる街木更津に、ぜひ遊びに来てください。

おすすめ:その1
「ちばアクアラインマラソン」コースで爽やかな潮風を体感!

2012年から始まった「ちばアクアラインマラソン」は、2年に1度開催され、国内外から約1万7千人のランナーが東京湾アクアラインを駆け抜けます。ご家族でマラソンを走っている松田さんも過去3回完走されており、富士山を眺めながら青い海と空に囲まれた東京湾アクアラインの絶景がこのコースの一番の魅力とのことです。そのマラソンコースを辿りながら、沿線の魅力をたっぷり紹介していただきました。


・東京湾に浮かぶPAで360°の海のパノラマを

木更津金田ICから東京湾アクアラインを渡り、約15Kmの折り返し地点「海ほたるPA」へ行ってみましょ う。 「海ほたるPA」は東京湾アクアラインの海底トンネルと橋梁の接合部に設けられた、豪華客船のよう な形のパーキングエリア。 到着したらまずは展望デッキへ。 四方を海に囲まれた立地ならではの開放感 たっぷりの絶景が楽しめます! 遠くには富士山、三浦半島から横浜、房総までをぐるっと望める絶景ス ポットです。 5階建ての施設には、レストランや足湯などのアミューズメントもたくさん。 見て、食べて、遊 んでヨシ! ゆっくりと楽しめます。


・店舗数日本一「三井アウトレットパーク木更津」


「三井アウトレットパーク木更津」を横に眺め牛込海岸でハーフマラソンのゴール!では、店舗数日本一の大規模アウトレットモール「三井アウトレットパーク木更津」に行ってみましょう。 広大な敷地にハイブランドショップからスポーツグッズ、人気の電化製品まで、いろいろなお店が300店以上! 迷うほどの豊富な品揃え。 一日で回るのはとても大変なので、目的のお店を事前にチェックしておくことがお薦めです。

以上「ちばアクアラインマラソン」の前半の魅力をご紹介しましたが、マラソンコースの後半も、房総の田園、 里山の風景など千葉の魅力がたくさん。 マラソンをすでに走ってる方、これから始めようという方、「ちばア クアラインマラソン」にエントリーしてみてはいかがでしょう。


おすすめ:その2
丼から大きくはみ出した巨大なあなご天「かもめ食堂」

車がギリギリやっとすれ違えるような細い道を抜けると、水産加工会社の大きな作業場や倉庫。その脇にポツンと佇んでいるのが松田さんお薦めの「かもめ食堂」です。飾りっ気なしのプレハブの佇まいに否が応でも期待感が高まります♫ 「かもめ食堂」のイチ推しは、東京湾で獲れた江戸前の穴子丼。天ぷらを揚げる「ジュワー」という音が響き渡り、運ばれてきた穴子丼にびっくり! 「これでもか!!」という大きな穴子が器からはみ出してる姿はインパクト大です。 揚げたてサクサクの衣に濃いめのたれが絶妙のバランス。ひと口食べるとそのふわっふわ感にあらためてびっくり、口の中に香ばしさがふわっと広がります。


そして、穴子丼を東の横綱とすると、堂々の西の横綱が煮穴子重。 大きなお重に、ご飯が見えないほどの煮穴子がびっしり敷き詰められています。 もちろん中の穴子は期待に違わず、ふわふわで口の中でとろけます。 他にもマグロ丼などどれを食べても美味しく、期待を裏切らないお店でした。


おすすめ:その3
マイクロブルワリーを飲みつくせ♪「SONGBIRD(ソングバード)」♪


「SONGBIRD(ソングバード)」は、若きご夫婦がチカラを合わせて立ち上げたマイクロブルワリー、ベルギースタイルを中心に、木更津の自然から採った酵母や地元の農産物を使ったビールを醸造しています。自分たちで育てた南部小麦を手まわしのミルで挽くなど、仕込みから醸造まですべてを手作業で行っているそうです。 その醸造設備をご夫婦の厚意により見せていただくことができました。 現在使用しているタンクは200リットルで、写真左から、ボイルケトル、もろみ仕込みタンク、ホットリカータンク、まさに美味しい手作りビールの現場です。


では、早速いただきましょう♪♪出来立てのビールがワンコイン500円でテイスティングできます。壁に埋め込まれたサーバーから注がれるビールがとても美味しそう! 一杯目は、Motueka Pale Ale/ベルジャンエール。 ニュージーランドのホップ “モチュエカ” を使用し、白ブドウのような香りが爽やか。 とっても飲みやすく喉の渇きを潤すのに最適な最初の一杯。 二杯目は♪ Wheat、千葉県長南町の小麦を使用しています。コリアンダーの風味にホップのパンチが効いていて、さらに酵母の野性味がいいアクセントになっています。 そして、ボトルでお土産として持ち帰ったImperial Stout は、一年寝かせたアルコール9%の濃厚な黒ビール。リッチな口あたりのビールを味わったあとに、瓶の底に残った澱をアイスクリームにかけて食べるのがお勧めです。 季節季節にそれぞれのビールが味わえる「SONGBIRD」では、新たなビールの発見があること請け合いです。


おすすめ:その4
木更津のお土産はバウムクーヘン専門店「せんねんの木」がおすすめ


バウムクーヘン専門店「せんねんの木」の一番人気は「とろなまチョコバウム」。お取り寄せグルメランキングに殿堂入りするほどの人気のスイーツです。 チョコムースの層とバウムの層が重なっていて、濃厚でとろけるようなチョコレートとバウムクーヘンのふわっとした食感が絶妙にマッチしています。 凍らせたまま食べるとチョコアイスケーキ、解凍して食べるとふわふわのチョコレートフォンデュのような味わいが楽しめるバームクーヘンです。マツコの知らない世界などメディアでも取り上げられているのも納得!Webサイトからお取り寄せができます。ぜひ試してみてください、絶対に後悔しませんよ。



【編集後記】

今年の桜の開花予報は当初3月20日でした。取材日は3月23日、桜満開のはずだったのですが・・・・ 開花予報に反して寒い日が続き結局開花日は4月にずれ込み10日以上遅れる事になりました。取材後に、松田さんから桜便りが届きました。矢那川沿いを埋め尽くす見事な桜並木です。今年の春ほど桜に気を揉んだ年はないのかもしれません。
 『世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし』

 ご紹介したスポット一覧

1木更津潮浜公園 〒292-0838 千葉県木更津市潮浜1-12
管理事務所:TEL:0438-36-7884(火曜日定休日)
https://www.pref.chiba.lg.jp/cs-kisarazu-k/shisetsu/kouen.html

2海ほたるPA 〒292-0008 千葉県木更津市中島 地先 海ほたる
営業日:24時間営業、年中無休
TEL: 0438-41-7401
https://www.umihotaru.com/

3三井アウトレットパーク木更津 〒292-0009 千葉県木更津市金田東3-1-1
営業時間:10:00〜20:00(※開門時間9:30)、年中無休
TEL:0438-38-6100
https://mitsui-shopping-park.com/mop/kisarazu/

4かもめ食堂 〒292-0008 千葉県木更津市中島4027
営業時間:10:30~15:00
定休日:水曜日
TEL: 0438-41-3350

5SONGBIRD(ソングバード) 〒292-0051 千葉県木更津市清川1丁目14-12
営業時間:12:00~18:00
定休日:月曜日~木曜日
https://songbirdbeer.blogspot.com/p/2024-beer.html

6せんねんの木 〒292-0053 千葉県木更津市永井作1-11-11
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
​ TEL: 0438-38-6030
https://www.sennennoki.com/







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