イラスト=つかる(高36期)

皆さん、こんにちは。
早いもので2022年も暮れようとしています。
2020年から継続する新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻、円安と物価高など暗いニュースの多かった一年でした。
来年こそは明るい話題満載の一年になってほしいですね。

さて今回はよく聞く世代の話。
筆者はサラリーマンですが、会社やお客様との会話でよく聞く言葉に『彼は〇〇世代だから・・・』があります。

一般的には『団塊世代(1947~1949年生まれ)』・『新人類世代(1956~1964年生まれ)』・『バブル世代(1965~1969年生まれ)』・『ロスジェネ世代(1970~1984年生まれ)』・『ミレニアル世代(1981~1996年生まれ)』・『Z世代(1996~2004年生まれ)』という風に分類されていて、それぞれ価値観に特徴があるようです。
そういう筆者は高校34期(1964年早生まれ)ですので『新人類世代』から『バブル世代』の移行期の世代ですかね・・・

もっとも『団塊世代』を除いては、主に企業側が入社してくる新人社員の特徴を皮肉を込めて言う時に使われているようで、あまり好きな言葉ではありません。
『バブル世代』『ロスジェネ世代』『ミレニアル世代』に至っては、生まれというより就職するときの情勢そのもの・・・自分と違う価値観に出くわして戸惑う管理職が流行らせている言葉のように思えてなりません。

そもそも世代によって価値観が変わるのは当たり前で、むしろ変わっていないほうが不安ですよね。
私が就職したときには携帯電話もノートパソコンもありませんでした。一方で現在大学生の自分の息子を見てみると、誰が教えたわけでもないのにいつの間にかスマホやタブレット端末などを自在に使いこなしており、今では私が息子に教えてもらっている始末(笑)。
他にもテレビをほとんど見ない、車に興味がないなど・・・明らかに私が大学生の頃とは違っていますが、その違いが楽しかったりします。
それとは逆に、コロナの影響でオンラインの会議が増え始めたとき、取引先のお客様で『ZOOM』を『200メートル』と呼んでいる方がいましたが、大笑いしながらも正直安堵した記憶があります(笑)。

同窓会も、さまざまな世代が集まるからこそ楽しいのかも知れません。
特に総会の当番期は毎年卒業して30年目の方々が務めてくれますが、伝統を感じながらも懇親会の企画は年々微妙に変化し新しいものを感じさせてくれます。

今年の総会にて、とある大先輩との会話
「おもしろいねぇ。毎年、当番期がどんどん若くなっていくし・・・」
「いや、こっちが毎年歳をとっているだけですよ」(笑)

来年の総会当番期は45期の皆さん。
総会でお会いできることを楽しみにしております。
皆さん、よい新年をお迎えください。

関東誠鏡会 副会長 三橋正司