イラスト=つかる(高36期)

早いもので4月も半ばを過ぎました。
皆さんお元気でしょうか?

筆者は大学から関東に出てきてもうすぐ丸40年になりますが、このブログを担当することになってから自分の記憶の中の北九州を旅することが多くなってきました。

今日はワクワクしながら出かけた場所の話です。子供の頃は、家族でデパートに行くことがすごく嬉しいイベントだったことを思い出します。
自宅が七条の近くということもあり、黒崎よりも小倉の魚町の方に出かけてました・・・井筒屋、もしくは玉屋でしたね。

両店舗ともに最上階には大きなレストランがあり、国鉄の切符のような分厚い食券を購入すると係のお姉さんが指で半分にちぎってくれたっけ・・・昼からビールを飲む父親の横で小さな国旗のついたお子様ランチを食べてました。
屋上に行くと遊具があったりペットショップがあったり、それらを十分楽しみながらも、子供心に狙いを定めたおもちゃをどうやって買ってもらおうかと策を練ってました(笑)。

普段の買い物は荒生田市場と購買会・・・現在のスピナです。すでにテツビルストアという名前だったと思いますが、大人たちはみんな購買会と呼んでました。
買い物をすると新日鐵のマークのついたベルマークみたいなものが貰えて、それを貯めるとまた買い物に使える、そんな仕組みだったように記憶しています。
こっちの方は母親や祖母について行ってました。デパートほどではないけど、串にささった天ぷらや甘い抹茶ジュースを買ってもらうのが嬉しかった。 この原稿書きながらも次から次へと思い出してきます。

さて、今年の4月28日、スペースワールド跡地に『ジ・アウトレット北九州』という国内最大級のショッピング施設が開業するそうです。
桃園にあったプラネタリウムもここに入ると聞きました。
国内いたるところにアウトレットモールがある中、果たして昔のデパートみたいに子供たちがワクワクする場所になるだろうか?などと考えてしまいます。
でもスマホをポチっとするだけで何でも買えて、自宅に届いてしまうこの時代。笑顔の家族連れでいっぱいになるといいなぁ・・・
帰省した折には行ってみようと思います。

ではまた!