
住んでいるから知っている、ホントにいい場所、いいお店。
東京都八王子市の南大沢は、豊かな自然と洗練された都市機能が調和する「文教の街」です。駅前には、広大なキャンパスを持つ東京都立大学が広がり、アカデミックで落ち着いた空気が街全体を包み込んでいます。
この街が一年で最も華やぐのが春。駅前から大学に続くペデストリアンデッキや緑豊かな公園は桜並木に彩られ、行き交う人々を優しく包み込みます。整然とした美しい街並みと充実したショッピング環境が共存する南大沢は、四季の移ろいを感じながら心豊かに暮らせる魅力あふれる街です。
【案内人】高30期 坂田信志さん
2000年、転職を機に埼玉県狭山市から南大沢へ移り住みました。縁のない土地でしたが、緑豊かな街並みに魅了され、気がつけば26年が経ちました。多摩ニュータウンの中では比較的新しく、学校や行政サービスが充実し、商業施設もほどよく整った落ち着いて暮らしやすい街です。コロナ禍で在宅勤務となってからは、運動不足解消と気分転換を兼ねて散策を始め、地域の魅力を再発見しました。駅周辺1km圏内には多くの公園や緑地が点在し、妻はテニス、私は散歩を日課にしています。丘陵地らしく起伏に富んだ坂も多く、これからも健康づくりを兼ねて、この街とともに歳を重ねていきたいと思います。
おすすめ:その1
桜のアーチと時計塔、学びの息吹に包まれる東京都立大学の春

南大沢のシンボル東京都立大学は、春になるとキャンパス全体が淡いピンク色に包まれます。青空に映える凛とした時計塔を背景に咲き誇る桜は、まるで一幅の絵画のような美しさ。正門から続く広大な並木道は、満開の時期には壮麗な桜のトンネルとなり、散策を楽しむ人々の心を癒やす市民の憩いの場として親しまれています。美しい校舎と豊かな自然が調和するこの場所には、瑞々しい学びの息吹があふれており知的な静寂と季節の華やぎが溶け合う穏やかな春のひとときを堪能できます。
都立大の桜並木を抜けて三井アウトレットパークへ

都立大の階段を下りたすぐ先に広がるのは、南仏プロヴァンスの街並みを再現した開放感あふれるショッピングエリア。mont-bellやadidasなどのアクティブなブランドから、BEAMSやUNITED ARROWSといった洗練されたセレクトショップが軒を連ね、歩くだけでも心が弾みます♪♪ 桜並木の散策を楽しんだ余韻に浸りながらオープンテラスで一息ついたりゆったりと流れる時間の中で上質なショッピングを満喫できる、そんな南大沢ならではの贅沢なひとときが待ってますよ。
おすすめ:その2
おしゃれなフランスの日常を演出「アトリエ BASEL(バーゼル)」

南大沢の整然とした街並みのなかに溶け込んでいる「アトリエバーゼル」、店内に一歩足を踏み入れると、木の温もりに包まれた開放的な空間が広がっています。アンティーク調の家具やセンス良く配された生活雑貨に囲まれた空間は日常を忘れて心からリラックスでき、家族連れや若い女性にも大人気です。窓から差し込む柔らかな光を感じながら、丁寧に作られた料理やケーキを味わう贅沢♬ ゆっくりと流れるひとときを大切な人と楽しみましょう♪♪

テーブルに運ばれてきたのは看板メニューの「豚肉のことこと煮」。ストウブの鍋の中で、大きな豚肉とジャガイモが口の中でほどけるほど柔らかく煮込まれ、素材の旨みが凝縮されたスープがじんわりと心まで満たしてくれます。さらに、黄金色に焼き上げられた厚切りキッシュは、サクッとしたパイ生地と濃厚なアパレイユが絶妙なハーモニー。彩り豊かなサラダと共に味わえば、まるでおしゃれなフランスの日常を切り取ったような贅沢な気分に浸れること請け合いです♪♪
おすすめ:その3
陽光桜に彩られた「長池公園」、歴史薫る「見附橋」を散策しよう

コロナ禍のテレワーク以来、毎日一万歩以上を歩くのを日課としている坂田さん。その中でも特に気に入っているウォーキングコースが、ここ長池公園です。この公園の周囲を彩るのは、「陽光桜」という名の桜です。ソメイヨシノの淡いピンクに比べ力強い色彩で咲き誇る大輪の花々は、辺り一面を鮮やかな濃いピンクで染め街全体を明るく照らし出しています。 豊かな水辺と深い森にかこまれ季節の移ろいを楽しみながら桜並木の散策を満喫できるこの場所は、坂田さんが日々親しんでいるイチオシの場所です。公園の一角には、重厚なレンガ造りのアーチが見事な「見附橋」が歴史的な威厳を醸し出しています。
大正レトロを彷彿させる「見附橋」

長池公園の象徴であるこの橋は、かつて新宿の四谷に架かっていた「旧四谷見附橋」を移築・復元したものです。欄干に残された「四谷見附橋」の銘板や、大正時代の趣をそのままに再現したガス灯の照明は、この橋が歩んできた長い歴史と品格を感じさせてくれます。 実は坂田さん、学生時代に通学で毎日四谷にあったこの橋を渡っており、40年の歳月を超えて南大沢で再び巡り合えて懐かしさとともに当時の記憶が蘇ってきたそうです。また、ここはNHK連続テレビ小説『虎に翼』の最終回を含む、印象的なシーンのロケ地としても大きな話題となりました。ドラマのワンシーンのような情感あふれる風景は、訪れる人々の心を優しく包み込んでくれます。
おすすめ:その4
春の日差しの中で至福のジェラート「Regarino(レガリーノ)」

住宅街の一角にひっそりと佇む「レガリーノ」は、新鮮な信州牛乳や旬の果実を使い、職人が丁寧に練り上げた手作りジェラートの専門店です。 ショーケースを彩るのは、素材の持ち味を最大限に引き出したフレーバーの数々。濃厚なピスタチオや香り高いチョコ、瑞々しいフルーツなど、一口ごとに広がる本物の味わいに職人の情熱が息づいています。 桜の並木道を散策して少し汗ばんだたあとのひと休みには、ひんやりと優しい甘みが最高です。 素材の贅沢な美味しさをご堪能ください♪♪♪
おすすめ:その5
知る人ぞ知る桜のトンネル、大妻女子大学の静かな春

南大沢に隣接する多摩市唐木田。坂田さんのおすすめは、大妻女子大学多摩キャンパスの裏手にある「よこやまのみち」の桜並木、知る人ぞ知る桜の穴場的スポットです。キャンパスを縁取るように続く見事な桜並木は、満開の時期になると壮麗な花のトンネルを作り出します。この日も私たち以外に人影はなく、春の陽光に包まれた穏やかな時間が流れていました。目の前に広がるのは、多摩丘陵の面影を残すのどかな田園風景。満開の桜越しに里山の緑を眺めながら歩くひとときは、都会の喧騒を忘れ季節の息遣いを五感で堪能させてくれる、まさに大人の隠れ家のような名所です。
【編集後記】

丘陵にぽつんと現れた終着駅 :1988年(昭和63年)当時、開業したばかりの南大沢駅の周囲は、驚くほど静まり返っていました。真新しい駅舎だけがポツンと置かれたような光景。今回散策したスポットは、当時はまだ広大な赤土の空き地が広がるだけでした。ここからすべてが始まり、今の活気あふれる街へと姿を変えていったんですね。
出展:多摩ニュータウン.com
ご紹介したスポット一覧
1東京都立大学南大沢キャンパス
東京都八王子市南大沢1-1
2三井アウトレットパーク 多摩南大沢
東京都八王子市南大沢1丁目600
開館時間:10:00~20:00
休館日:年中無休
TEL: 042-670-5777
https://mitsui-shopping-park.com/mop/tama/
3アトリエ BASEL(バーゼル)
東京都八王子市上柚木2丁目7-5
営業時間:ブレックファスト9:30~11:00、ランチ11:30~16:00、カフェ9:30~19:30
定休日:年中無休
TEL: 042-673-2217
https://basel.co.jp/
4長池公園
東京都八王子市別所2丁目58
自然館 駐車場利用時間:3月から9月 8:30~18:30、10月から2月 8:30~17:30
連絡先:長池公園自然館 事務所
TEL: 042-678-4616
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/009/p023779.html
5Regarino(レガリーノ)
東京都八王子市南大沢3丁目9-5 コーシャイム05
営業時間:11:00~16:30
定休日:月曜日、火曜日
TEL: 050-7585-1691
https://www.gelateria-regalino.com/
6大妻女子大学多摩キャンパス
東京都多摩市唐木田2丁目7-1


